八日市アトリエには多くの子ども達がものづくりを楽しんでいます。
そのアート秘密基地ともいえるアトリエを紹介します。
1F ギャラリー(ホール)
■子ども達の作品はもとより、大人も子どもも楽しめるギャラリースペースになっています。
大きな作品制作やワークショップを行う時にも利用しています。
2F ゴッホクラス・受験クラス教室
■ひとりひとりに大きな机が使えるこの教室では、ゴッホクラス・ガウディクラス・受験コースの子ども達が制作しています。
2F ピカソクラス教室
■主に小さな子どものクラスであるピカソクラスの教室は使いやすい座机で制作しています。
小さな子どもは視点が低くなり易いのでイスよりもすぐに立位で制作物が確認できる方が物の理解が早くできるし、制作し易いのです。
また、専用の教室なので時間のかかる大きな作品にチャレンジすることが出来ます。
【クリエイションを広げる道具たち】
■八日市アトリエでは子ども達の制作の世界を広げるためにたくさんの道具が揃っています。
子ども達の感性は芸術環境・・素材や道具で大きく育ちます、自分の頭の中に生まれたアイディアをどう形にするのか、そのためには何が必要で何を使えば良いのか・・・
たくさんの制作経験がクリエイティブな思考を育てていきます。
《版画制作機材①》
・八日市アトリエではドライポイント、エッチング(金属版)といった凹版による版画制作をおこなっています。
近年プレス機を小・中学校で使わなくなりましたが、印刷の原理や芸術性を体験するには良い機会になると思っています。
《版画機材②》
・八日市発祥のガリ版印刷やシルクスクリーンといった馴染みのある孔版画やコロジオン版画といった特殊な孔版画も体験することが出来ます。
描いた絵や文字が反転しないので子ども達には分かりやすいところがあるようです。
《ガラス工芸機材》
・身近でありながら意外と扱うことが少ない素材としてのガラス。専用の器具さえあればいろいろ魅力的な表現が可能となります。
ステンドグラスに七宝焼といったポピュラーな技術を体験できます。
《レジン材料・機材》
・お洒落なクラフト材料として浸透したレジン、女の子を中心に興味のある子ども達が増えてきたのでアトリエでもワークショッププログラムを組むことにしました。
小学生でもかなり複雑な作業をこなすことが出来ます。
《金属工芸機材》
・アクセサリーを作りたい子ども達のために鋳金・銀細工が出来る機材を用意しています。もちろん材料費はいただきます(笑)
《木工機材》
・意外に使用頻度のある木工機材、ドリルや糸ノコに限らず木工材料・機材は豊富にあります。プラ板等樹脂素材や金属板にも使います。